▼チンパンジーのナショナルバイオリソースプロジェクトとは▼

▼ナショナル バイオリソース プロジェクトとは
 「文部科学省」でおこなう研究推進のための事業のひとつ、「新世紀重点研究創生プラン(リサーチレボリューション2002(RR2002))」の中の 「ライフサイエンス分野」の取り組みが「ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)」です。2002年度より開始されました。生命科学の総合的な推進のために、研究上重要な実験動植物などを国家的規模で、体系的に収集、保存し、研究者へ提供などをおこなうための体制作りを目的としています。

▼チンパンジーに関するフィージビリティ スタディ(予備調査)とは
 上記プロジェクトの一環として平成14年10月より開始された調査です。様々な研究において、チンパンジーは貴重な研究資源としての可能性があります。しかし、チンパンジーは人間に近縁な寿命の長い絶滅危惧動物であるため、様々な倫理面・社会手続きでの問題がありますし、扱う過程においてその福祉にじゅうぶん配慮する必要があります。そこで、2002年度、2003年度は「チンパンジーをナショナルバイオリソースのような資源として扱うことが可能か否かを検討するための予備調査」という形で、チンパンジー研究利用の是非について調査をおこなっています。
 もし、チンパンジーが利用可能と判断された場合は、国内で飼育されているチンパンジーを、倫理上の基準に従った上で貴重な研究資源として捉え、その整備作りがおこなわれる予定です。具体的には、以下のようなことを計画しています。

  • 情報の管理・公開によるチンパンジー飼育技術と福祉の向上
      →日本のチンパンジー

  • 死亡個体のサンプル利用 <可能な場合に限る>
      →今までの例をご覧ください。
  • チンパンジーの研究利用 <審査委員会で許可されたものに限る>
      →研究者の方へをご覧ください。

→このプロジェクトの骨格に付いては、
平成14年度の調査結果の概要(PDF)」をご覧ください。
2002年度の活動報告
2003年度の活動状況

上記の活動をおこなうには、チンパンジー飼育施設や研究者などの協力が不可欠です。ご協力をお願いします。

  • チンパンジー飼育施設の方へ・・・チンパンジーは希少な動物です。チンパンジーのよりよい将来のためには、普段からおこなわれている健康管理の状態、社会関係などの情報、撮影された写真などは、貴重な情報となります。情報提供のご協力をよろしくお願いいたします。また、不幸にもチンパンジーが死亡した場合は、その死を無駄にしないためにも、ナショナルバイオリソースプロジェクトへの連絡をよろしくお願いいたします。研究者への連絡・コーディネートをおこないます。手順などにつきましては、チンパンジー飼育施設の方へのページをごらんください。
  • 研究者の方へ・・・将来的には、チンパンジー資源バンク(毛や血液、以前の死亡個体のサンプルなどを利用できる)や、チンパンジーの健康診断や死亡などで資源が利用可能となった際の連絡網の確立とサンプル配布を計画しています。一部の活動については、2002年度から実験的におこなわれています。今後のよりよいシステム作りのためにも、研究利用登録をよろしくお願いいたします。

ナショナルバイオリソースプロジェクトチンパンジーフィージビリティスタディへの、ご連絡はこちらにお願いいたします。


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