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▼チンパンジー飼育施設の方へ▼ |
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▼目的 日本にすむチンパンジーは、373個体。そのうち、246個体が全国52ヶ所の動物園(動物プロダクション含む)で暮らし、125個体が4ヶ所の研究所で暮らしています※。GAIN(大型類人猿情報ネットワーク)では、チンパンジー飼育施設の協力をいただいて、これら飼育個体の情報の管理や研究などへのコーディネートをおこなっていきたいと考えています。
▼情報の管理・公開 国内のチンパンジー飼育数などについては、(財)日本動物園水族館協会の種別調整者(チンパンジー担当:多摩動物公園吉原耕一郎氏)らにより、年1回のアンケート調査が実施され、管理されてきました。GAINはその管理をお手伝いするとともに、これまで管理されてこなかった「移動経歴」「病歴」「身体測定の結果」「遺伝子情報」「写真などの資料」といった個体の情報や、「群れ構成」「飼育施設の図面」「飼育担当者の名前」といったチンパンジーを取り巻く環境についての情報も収集・管理する予定です。また、これらの情報は協力いただいた飼育施設を対象に、Webなどを利用してわかりやすい形で公開していきます。これらは、チンパンジーをより良く飼育する上で貴重な情報となるだけでなく、チンパンジーを利用した研究の促進※や、現在日本の動物園が抱えている亜種問題や余剰オス問題※への対応に貢献するものと期待されます。なお、これらの情報収集に関しては、アンケートだけでなく研究員が動物園を訪問し、ヒアリングをおこなうことで、常に新しく有用な情報を更新できるよう努力します。 ▼チンパンジーが死亡した際の研究利用 不幸にも飼育チンパンジーが死亡した際は、その死を無駄にせず少しでも役立たせるために、多様な研究者の方々へ配布する仲介役をします。動物園で死亡した類人猿は、人間の福祉の向上につながる研究の貴重な資料です。筋肉、臓器、その他のサンプルは、ゲノム科学を始めとする生物科学にとって貴重な研究素材となります。
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